1993-06-10 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
特に最近、林内作業者にかかわる作業でありますとか、あるいは台風などの風害木の処理作業におきます労働災害が発生しておりまして、それらの対策の徹底を図っているところでございます。また、林業・木材製造業労働災害防止協会がございまして、この労働災害防止協会を通じまして、現場のパトロールでありますとか、安全衛生教育の自主的な活動の促進を図っているところでございます。
特に最近、林内作業者にかかわる作業でありますとか、あるいは台風などの風害木の処理作業におきます労働災害が発生しておりまして、それらの対策の徹底を図っているところでございます。また、林業・木材製造業労働災害防止協会がございまして、この労働災害防止協会を通じまして、現場のパトロールでありますとか、安全衛生教育の自主的な活動の促進を図っているところでございます。
また、国有林の森林被害につきましては、現地での調査結果が判明次第、具体的な対応策を決めることにしておりますけれども、特に風害木につきましては、資源の有効活用と森林の二次被害の防止を図るというふうな観点から、早期に処理をするとともに、跡地の森林機能の回復が速やかに図れますように森林施業を適切に実施していきたい、かように考えております。
昨年北海道に上陸いたしました十五号台風、これは約三百四十万立方に及びます風倒木、風害木を生じさせておりまして、こんなものもエネルギーの資材としまして非常になじむのではないかというふうに考えておるわけでございます。
そこで風害木の整備につきましては、御承知のように零細な農山村が多いものでございますから、できるだけ共同の整備をいたしたいということを考えまして、森林組合を中心にいたしまして、共同の伐出作業をなるべく指導していきたい、これにつきましては、すでに農林中央金庫から岐阜県は一億円の低利の融資を受けまして、着々整備中でございます。
○石谷憲男君 もう一点お尋ねしますが、一千万石に達する風害木があった、聞くところによりますと、民有林において相当のものが出ているようです。この処理をそのままにほうっておきますというと、木材市場の混乱を来たす一つの原因に相なってくるのじゃないかという懸念もあります。
次の九〇六、「風害木の輸送契約にあたり処置当を得ないもの」ということが出ております。そこで、随意契約によりというが、これはどうして競争入札ができなかったのか。それから「契約方法が当を得なかったため」となっておりますが、これはどうして当を得なかったのか。この場合、どういう契約をやったからあなたの方で指摘したのか。この点は会計検査院の方にお尋ねしたいと思います。
また、近くに見る山々は風害木が一面に広がり、茶褐色に変化しており、台風の山林に与えた被害の大きかったことがよく見られたのであります。 次に、松本市に参り、松本市及び四賀村等被害激甚地の実情を聞き、諏訪市に入ったのであります。
○説明員(山崎斉君) 昭和二十九年の風害は、大雪山付近を中心にして起ったのでありますが、国有林におきますその風害木の量は約七千万石程度のものでありまして、北海道の国有林で年々伐採する数量の約三倍程度の大量に及んだのであります。
○説明員(山崎斉君) 国有林は民有林と比較しまして比較的老令な天然林が非常に多いのでありまして、そういう関係からいたしましても、昭和二十九年に北海道で未曽有の大風害木を出したというようなこともいえるかと思うのであります。
第二の問題でありまする風害木の輸送契約に当り、木材等の鉄道輸送の契約に対しましては減トン制を採用すべきであるのに、風倒木の輸送に当ってその制度を採用しなかったということの御指摘であるのであります。
次に国有林野事業特別会計について申しますと、この会計は三十年度決算じりとしては二億二千七百余万円の利益となっておりますが、北海道において昭和二十九年に風害木六千九百余万石の発生を見ましたために、二十九年度で多額の損失を計上いたしました等によって、過去の累積しておる利益を相当額減殺したのでございます。
これら風害木の丸太のうち約四十万石は水中に貯材し、また昭和三十年には百六万石、三十一年には百五十五万石、本三十二年には六十万石を内地に輸送いたしております。これらの風害木については極力その効率的利用に努めているが、現在処理中または処理後の虫害防止、山火事防止の予算が年々減少されつつありまするので、これらの予算について特に考えてほしいという要望がありました。
私はやはり両者の比較論になってくると思うわけでございまして、御承知と思いまするけれども、現在まだ北海道の風害木の整理をいたしておる関係がありまして、増伐による補正財源の確保ということにつきましては、現在予定をいたしておりまする伐採量自体も、いわゆる調整年伐量と申しまする国有林野事業として一応目標にいたして経理をはかっておりまする数量に対して一割一分の増伐をやむを得ずいたしておるという現況でございますので
○石谷政府委員 これは御指摘の通り、木材価格変動というものが他の要因によりましてしばしば起り得るということは、林政の上からいいましても決して好ましくない、私どもかように考えておるわけでございまして、昭和二十九年に発生いたしました北海道の風害木の整理につきましても、そういう趣意を基本にいたしましてあの処理対策を研究、実施をいたしましたことは御承知の通りでございます。
そこでこれに対して一体どのような期待を持つかということですが、私どもといたしましては入れ得る限り多く入れたい、こういうふうに実は考えておるわけでございまして、ちょうどたまたま昭和三十、三十一の両年度にわたりまして北海道の風害木を内地に移入したわけでございます。
すでに先生方も御承知の通り、大体私どもが当初から処理し得られるというふうに考えておりましたものは、国有林におきましては約六千万石という数字であったわけでございまして、この数字に基きまして、最初は二十九年度発生いたしました年の計画によりますると、大体三十一年度までの三カ年間に二・四・四という割合でこれを処理するというように考えたのでございまするが、その後の調査の結果によりまして、一地域にかなり多くの風害木
○石谷政府委員 北海道の風害木の整理の状況でありますが、ただいまお話のありましたように、国有林野におけるところの被害量は約七千万石でございます。
これは前年の二十八年度が六割七分でありましたので、五分方の増加に相なっておるのでございますが、それは主として北海道におきます風害木の整理を大幅に実施いたしました関係上このようなことになっているのであります。
○石谷政府委員 北海道の全域にわたりまして発生いたしました風害木の整理のその後の状況に関して概要を御説明申し上げます。 第一点は当初に六千数百万石ということで世上に発表いたしました総被害額が、その後の調査の進捗に伴いましてさらに増大をいたして参りまして、おおむね八千万石という被害数量と相なったのでございます。
北海道更別村集団湿地帯土地改良工事促進等に関する請願(委員長報告) 第一二八 北海道鬼鹿村港町、苫前町三渓間に開拓道路開さく等の請願(委員長報告) 第一二九 北海道のこう水被害農家救済に関する請願(委員長報告) 第一三〇 肥料管理の合理化等に関する請願(委員長報告) 第一三一 農業災害補償制度確立に関する請願(委員長報告) 第一三二 畑作農業の経営安定対策に関する請願(委員長報告) 第一三三 北海道の風害木処理
次に、風害木の概況について申し上げますが、これは各種の報告がなされておりまするので、次の点を強く感じました。それは非常に風害木の利用がおくれておりまして、非常にむだになる心配がある。しかも非常にその保管をするために経費を多く要しているので、思い切った措置によって、風害木の利用をはからなければ非常に国として損害が多いのではないか、こういうふうに考えたのであります。
国有林野の体系自身の内容についても、北海道の風害木等の機会に、なかなか思うようにそういうものは期待されないということは知っておりますが、しかし今まで団体交渉によって、就業規則によってやってきたその実情から見て、どうもわからないものに巻かれてしまうという形だけはぜひ、われわれも及ばずながら現状の認識については、機会があれば大蔵省方面にも説明して、何がゆえに一体公労法というものが適用にならないか、しかもその
北海道における国有林野の風害木等の売払代金の納付に関する特別措置法の一部を改正する法律案を問題に供します。 本案を原案通り可決することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○政府委員(柴田榮君) 風倒木、木の発生以来、担当の私どもはもちろん鋭意これが適正な処理に関しまして最善を尽して参りましたが、先ほど本法律案の提案理由の御説明にも言及していただきました通り、市場の変動からいたしまして、売り払い消化が非常に予期のごとく参っておりません際に、特に新しい法律的措置によりまして消化を促進できるように御配慮をいただきましたことは、政府といたしましても、本風害木の処理に関しまして
○衆議院議員(川俣清音君) 北海道における国有林野の風害木筆の売払代金の納付に関する特別措置置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。